最近瀬尾まいこブームが到来。
ある高校の文芸部のお話。
まず、人はもともと何かを書いて、表現したいって欲求があるんだ、
という考え方に共感できた。
この文芸部に所属する垣内君と主人公の清は、
お互いに傷を抱えている。
それが、文芸部を通して、変化していく様が、
とても前向きでいい。
話を読み進めているうちに、
私もこの部に愛着を持ち始めた。
この部活が廃部になるのが、
さみしく感じた。
部活最後の活動で、
垣内君と清が二人で自由にグラウンドを走るシーンは、
最高に気持ちいい。
そのあと、図書館で、サイダーを飲むのも。
文芸部はなくなってしまうが、
この文芸部で過ごした一年の時間は、
確実に二人の心に刻み込まれたはずだ。
そして、二人の新たに始まる生活にも、
何かしらの影響を与えていくんだろうな。
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